多汗症とワキガの違いを知るために・多汗症の症状とその種類

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多汗症の種類

どちらも脇汗と関係があるため混同されやすい「ワキガ」と「多汗症」。

しかし実はこの2つ、原因も症状のメカニズムも全く異なるものですから、対処法も全く異なります。

メカニズムが違うから防止方法も違う!症状を確認して

そこでまずは多汗症とワキガの違いを知るために、多汗症とは何か、その症状や種類について見てみましょう。

多汗症とは、その名の通り汗が必要以上に出る症状のことで、本来汗は気温や体温が上がり過ぎた時に体温調節のために分泌されるものですが、多汗症の場合体温調節を必要としない場合やそれに必要な量を遥かに超えて汗が分泌されます。

多汗症の場合全身に存在する「エクリン汗腺」から汗が分泌されているため全身に汗をびっしょりとかくこともありますが、脇や手の平、足の裏などには他の箇所と比べて特に汗腺が多く存在しているため、脇汗が目立ってしまうこともあり、これがワキガと混同されてしまうことがあるようです。

脇の下に汗をかくと他の箇所と違って腕でカバーされている分通気性も悪くなかなか乾かないこと、また男性であれば脇毛のために余計に蒸れてしまうことなども脇汗が目立ってしまう原因かもしれません。

全身ではなく局部的な症状が多い

また多汗症には、全身ではなく汗腺が多く発汗の活発なこれら脇の下や手の平、足の裏など体の特定の部分にのみ発症する「局所性多汗症」もあり、全身に発汗が見られる「全身性多汗症」と呼び分けられています。

更に局所性多汗症は具体的にどの部位に汗をかくかによっても呼び分けられており、特に日常生活に支障をきたすほどの重症となる例が多く見られる「手掌多汗症」は有名です。

手のひらに集中的に汗をかくこのタイプの多汗症は、常に手が湿っているものの見た目にはそれと分かりにくい軽度のものから、手のひらの水滴が見た目にも明らかではあるものの汗がしたたり落ちるほどではない中程度のもの、汗がしたたり落ち汗溜まりができるほどの重度のものと、重症度が3段階に分けられています。

人と握手ができないのは勿論、重度になるとノートや重要な書類などの紙資料を触ると濡れて破れてしまう、触ると電子機器を壊してしまうなど、生活や人間関係、本人の精神にも悪影響を及ぼしてしまうため、治療が必要な疾患として1996年には保険治療が適用されるようになりました。

他にも、主に脇から異常発汗が起こる「腋窩多汗症」や、足の裏から多量に発汗する「足蹠多汗症」、頭部から発汗するために顔にしたたり落ちてしまう「頭部多汗症」などもあります。

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