違いを知ってそれぞれに適した対策を!

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それぞれの対策

多汗症もワキガも同じ汗に関係する悩みですから、共通する対策法もありますが、もともと汗の出所も性質も違うため、基本的にはそれぞれに合った別の対策法を摂る必要があります。

多汗症とワキガの違いを把握したうえで、適切な処置を講じましょう。

多汗症における適切な対策とは?

例えば制汗剤やデオドラント剤の選び方。

正確に言えば制汗剤は塩化アルミニウムなどの収れん剤と塩化チタンなどの吸収剤を配合することで汗の分泌を抑えると同時にかいてしまった汗を吸収する働きをもつもので、一方のデオドラント剤は殺菌・抗菌作用のある銀イオンや緑茶エキスを配合することで汗を分解する皮膚の常在菌を殺しニオイの発生を抑制する働きをもつものです。

従って、多量の汗をかくことそれ自体が悩みの種となっている多汗症の場合、制汗剤を使用することで汗を抑えることができますが、汗のニオイが問題となるワキガの場合はデオドラント剤で脇の下の常在菌を殺菌する方がより効果的でしょう。

また制汗剤にせよデオドラント剤にせよ、香り付きの製品には注意が必要。

多汗症でも体臭それ自体に問題のない人なら好きな香りを選べばよいですが、ワキガの人の場合体臭がキツイため、香り付きのものを使用するとワキガのニオイと交ざってニオイが悪化する可能性があります。

ワキガの場合は無香料のものを選ぶ方が無難でしょう。

また入浴はかいた汗をキレイに洗い流してくれるため多汗症にもワキガにも効果的な対策法ですが、その効果を高めたいならそれぞれ異なる入浴法を試してみましょう。

多汗症の場合、自律神経のバランスが崩れて汗腺機能が正常に働いていないことが考えられますから、汗腺機能を鍛えて正常に戻す「手足高温浴」がお勧め。

これは浴槽に43~44℃くらいの高温のお湯を腰が浸かるくらいの浅めに張って、両手の肘から先と下半身だけを浸ける入浴法で、この格好で10~15分浸かってから今度は浴槽にお湯を足して37~39℃位にし、15分くらい半身浴します。

こうすることでいったん全身の汗腺を刺激し交感神経を優位にしてから半身浴で汗を蒸発させ副交感神経を優位にすることができ、汗腺機能を鍛えることができるうえ自律神経のバランスまで整えることができます。

ワキガの対策は殺菌に限る

一方ワキガの場合、問題となっているのは自律神経と汗腺機能ではなくアポクリン汗腺から出る汗とそれを分解する皮膚の常在菌。

そのため殺菌効果と、肌を菌が繁殖しにくい弱酸性に保つ効果のある入浴方法がお勧めです。

例えば浴槽に張ったお湯にコップ1杯のお酢を混ぜた「お酢風呂」や、50~70mlのミョウバンを溶かした「ミョウバン風呂」はワキガ対策に効果があるとして有名です。

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