ワキガの事実

衝撃的なワキガの事実、その原因と日本においてできることは

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高温多湿の日本において、ニオイの問題は程度の差はあれど切実な悩みです。
ニオイは気温や温度が上がるほど揮発し、空間に拡散しやすいという性質を持っています。また人間の鼻は湿度が高くなると、ニオイの成分を感じやすくなるようにできています。加えて、日本人は世界的に見ても、ニオイに対して敏感な人が多いとも言われます。
このため、特に梅雨の時期が近づいてくると、途端に様々なニオイが気になり始める経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。換気が悪く、人が密集する混んだ公共交通機関の中で、頭の臭いや、水の生乾き臭など、うっと思わず顔をしかめてしまうようなニオイに遭遇した経験のある人も少なくないでしょう。

様々な悪臭と言われるニオイの中でも一二を争うほど私達に身近で、しかし気づかないうちに、自分自身も思わぬニオイを発しているのがワキのニオイ、ワキガです。
ワキガが起こる原因は、先天的な体質から普段のケア不足などと多岐にわたっています。

脇にはアポクリン腺とエクリン腺という2つの汗腺と、皮脂腺があります。このうち特にアポクリン腺から出る汗には水分のみならず、タンパク質やアンモニアなどが含まれています。
実はこのアポクリン腺自体は特に臭うものではありません。しかしアポクリン腺から分泌された汗に、主に水分でできているエクリン腺から出た汗や、皮脂腺から出た脂質などが混ざり、それらが肌表面の細菌によって分解されていくことで、ワキガ独特のニオイが発生します。
アポクリン腺の数が多いと出てくる汗の量も増えるため、自ずと菌が繁殖しやすくなりニオイも気になりやすくなります。このためニオイがひどい場合や不快感により精神的に影響がある場合、医学的な対処が必要になることから、「腋臭症」として治療の対象となります。

またワキガの遺伝は確認されています。子供へのワキガの遺伝に関する研究によると、両親の片方がワキガであると50%の確率で、両親ともにワキガの場合は80%の確率でワキガになることが解っています。両親はワキガではなくても祖父母にワキガであれば、隔世遺伝で一定の確率で子供に遺伝します。一方で遺伝は100%ではないため、ワキガにならない子供もいます。

なお、ワキガは不潔にしていたり、ストレスや成長時のホルモンバランスの影響などでも起こります。
病名がついているれっきとした病気なので、自分で対策をしても改善しない場合は、病院で原因を探り、治療するのも選択肢としておすすめです。

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